牛戦車

この牛戦車には夢がある!

そんじょそこらのイタダキマス革命(幸坂)

「いただきます。」と一息で言ったとしてもまたそれとは違っていても例外なく、その一言である限り種類は星の数ほどある。それはこの地球上に人がいっぱい居るからで、人口と比例傾向にもある。そんなとこから考えが巡り、いつの間にやら「いただきます。」を自分自身に言うというアプローチを胸のうちから引っ張り出した。この食事を始める際に発する言葉は中学校などで教え込まれるものであり、君にとってはその心身に染み込まれたものであるのだろうな。ごちそうさまと対を成す言葉であるそれは一人暮らしの日々の中でしたら知らず知らず距離を取られてしまうことも。それはきっと腹を満たすために料理を作ってくれる保護者の方々がいないことが犯人だ。食事終わりすぐさま言うべき言葉とひょんなことから喧嘩別れしてしまってる?その言葉に対して、案外ピンときていなかったり今更追いかけても間に合わないほど距離ができてしまった人も残念ながら探し当てている。そこでこんなアプローチを手渡したい。自分自身に「頂きます。」と言うことで作った料理ではなくカップ蕎麦などであっても、自身が立派に働き得たお駄賃で買っているということに感謝し、それは自分を褒めることに繋がっていく。たった「頂きます。」のこの一言で何気ない生活、味気ない生活にささやかな充実を与えてくれるのではないか。どうだか。